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株式会社ヒューマンインタフェース代表取締役 小畑 貢 が使い手の世界についてのお話をお送りします。
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9日目 職場
(1)に従って取説をインストールすることにした。 画面を開くと、、「提供元不明のアプリケーションのインストールを許可する」のチェックははっきり「レ」とグレーで表示されている、チェックがされているようにも見える。でも元の状態になっているはずだから外れている状態なんだろうと思い、チェックの上をタッチした。するとチェックが緑色に光りオンになったことがはっきりわかった。 チェックを入れたので、改めて取説のある画面で取説アイコンをタッチした。 アップデートしますかとの質問画面で、「OK」をタッチした。 すると、意外な画面になった。 画面のタイトルは「アプリケーションの変更」システムアプリです。置き換えますか?と私に質問してきた。 前のデータは全て保存されます。「OK」「キャンセル」と2つのボタン。 全く意味不明。 何と何を置き換えるというのか。そもそもシステムアプリって何だ、提供元不明のアプリじゃありませんでしたと言ってるのか。 どうにでもなれと、私は自分で判断することを止めてしまった。 こういうことの繰り返しが自分で判断し自分の意思をもつという、人本来のあるべき姿を失わせている。そのことを今回またやってしまった。 面倒という理由だけで不本意ながら「OK」した。 すると、 アプリケーションをインストールしますか?--と言う確認画面になった。 以下のアプリケーションを許可します。と書いてありその下に4つのことが列記されている。 ・ネットワーク通信 ・電話発信 ・など これも面倒なので、不本意ながら「OK」した。 次に「インストール」にタッチすると、すぐにインストールが完了した。 やっとできた。 さて、これから取説をみよう。 「取説アイコン」をタッチした。 すると、またもや「アプリケーションの変更」という画面が出てきて繰り返しになった。 なるほど、PCでも何かをインストールしたら、いったん終了してからそのソフトウェアを使い始める。 というわけで、スマートフォンを終了し改めて電源入れた。 「取説アイコン」をタッチした。 アップデートしますかに「OK」した。 すると、またまた、「アプリケーションの変更」という画面が出てきて繰り返しになった。 もう、やってられない。 冷めてしまった。 店員さんの言った通り、例のチェックだけは外しておこう。 「提供元不明のアプリケーションのインストールを許可する」のチェックを外した。 チェックマークが緑からグレーに変った。 これでおしまい。こんなのやってられない。 17時25分(入力終了20時18分) PR 9日目 職場
今日の10時50分にドコモのお店に行った。11時の開店を待って店の人に質問した。 店員さんに教えてもらったこと。 (1)取説のこと ・このスマートフォンでは、提供元不明のアプリケーションのインストールについては安全上、できない状態で出荷されている。 ・この端末では画面の「提供元不明のアプリケーションのインストールを許可する」という文に対応したチェックマークが外れている。 ・取説はここでいう提供元不明のアプリケーションに該当する。 ⇒これを聞いてびっくりした。こんなことをおおっぴらにやって、社会はそれを許しているのか。この機種のメーカーであるサムスンかNTTドコモがこの機種の取説を提供しているのに、それを提供元不明とはどういうことか、提供元は不明ではなくはっきりしているではないか、サムスンかNTTドコモが提供しているに決まっているだろう。それともこの機種にある取説はどこの誰かわからない人が作ったもので内容の正確さなどの保証はしたくないということか。 サムスンとNTTドコモにはユーザーからの抗議が殺到しているのだろうか。 ・外れているチェックをつけると取説のダウンロード、インストールが可能になる。 ・取説のダウンロード、インストールが終わったら、再び、「提供元不明のアプリケーションのインストールを許可する」という文に対応したチェックマークをはずし元の状態にすること。 店員さんは、機種を私が持ち込んだときのままの状態にして私に返してくれた。 店員さんはこちらの質問に答えてあと3つ教えてくれた。助かる。 (2)長押しずらしと短押しずらし。 ・長押しずらしすれば、ドラッグされるが、短押しずらしだと画面のスクロールになる。 (3)スケジュールの入力 タイトル欄の下方に入力項目があるのでスクロールして他の項目も入力後に保存する。 (4)長押し 何かの上で長押しするとPCの右クリックのようにその時点でできることが表示されるので便利。 開発中の試作品のユーザビリティテストで、問題見逃しにつながるケースはどんな場合でしょうか?実際のテストのやり方、進行の仕方によっては様々な理由で問題見逃しが起こりますが、いくらテスト進行を完璧にやったとしてもテストデザインが不備であれば問題見逃しが起きてしまう可能性があります。それはどんなことでしょうか?
ひとつは、テストの目標(知りたいこと)設定の失敗です。本来、ユーザビリティテストをするときは、そのテストを実施することによって何を知りたいのか、いかなる知見を得たいのか明確にし、文書化し、関係者で共有します。 スマートフォンのアプリの試作品の場合で考えてみましょう。例えば、ユーザビリティテストを前に次の 2つの目標を決めました。 1 メールの署名欄の修正ができるか知りたい。 2 過去に受信したメール本文の一部をコピーして新しいメールを作成することができるか知りたい。 この2つにもとづいてタスクを決めユーザビリティテストをしましたが、リリース後、実際にユーザーから問い合わせが多発、予想外の問題が発生しました。新しいメールアドレスの登録が難しく、多くの人達がてこずることが判明、問題を見逃していたことに気づきました。この例は目標設定の失敗です。 このような目標設定の失敗を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。ユーザビリティテストは限られた時間で行いますから実施できるタスクの数は限られます。ユーザビリティテストで何を確認し、何の知見を得たいのか、目標設定段階での失敗をなくすには、どうしたらいいでしょうか?必要不可欠な確認目標(このタイミングでどうしても確認すべきこと)の設定漏れをなくすには、必ずしも確認の必要がない項目を過剰に盛り込まないためには、どうしたらいいでしょうか? 目標の設定漏れをなくす 考え方としては以下の通りです。まず、製品の全タスクをリストアップします。次に、すでにユーザビリティの品質確認が終わっているタスクを消しこみます。その次に、未確認タスクの 優先度を決めます。その次に、優先度の高いものからテストで実施するタスク候補を決めます。その次に、チームリーダーにタスク候補を示してこれから行うユーザビリティテストの目標を確認します。 これらは大まかな考え方に過ぎません。実際の業務で対応するテストは様々に条件の異なるものばかりですが、上記の考え方を踏まえて現実的に対応してください。 全タスクをリストアップ この作業は試作品の品質確認担当だけが行うものではありません。と言うより試作品ができる頃には、既にリストアップされている場合がほとんどでしよう。仕様書、外部仕様書、ユーザインタフェース仕様書、ユーザビリティ仕様書、こういった名前の文書の中に記載されていると思います。もし記載されていないなら開発プロジェクトのリーダーか あなたに試作品のユーザビリティ品質の確認業務を与えてくれた方から情報をもらうことができます。 それでも、全タスクのリストがない場合は、あなたが作るしかありません。既にリストがあった場合でも、明らかに不充分なタスクリストかもしれません。そういうときは、次の枠組みを踏まえてタスクリストを点検し、補強してください。 使用頻度の高いタスク 使用頻度の高いタスクに漏れはありませんか?どのユーザーでも頻繁に行うタスクが、わかりにくく、つまずいては大問題です。スマートフォンで言えば、電源オンオフ、電源は切らないが画面表示だけオフにする操作、それを戻す操作、対象物を選択する操作、画面上をなぞって画面を動かす操作、キーワードを入力しネット上で検索する操作、メール受信発信の操作、このような多くのユーザーが頻繁に行うタスクは、しっかりリストアップして漏れのないようにしましょう。 基礎タスク 使用頻度の高いタスクのリストができたら、次は基礎タスクの漏れを検討します。 例えば、メールアドレスの登録など、使用頻度は高くはないが、頻度の高いタスク(メール発信)の基礎となるタスクです。私は、今使っているスマートフォンでメールアドレス登録をしたことがありません。半年以上使っていてもやり方がわからないのです。マニュアルで調べればわかるでしょうが、このくらいのことは自然にわかりたいものです。 メールアドレスの登録がわからないと、出すのは返信ばかり、自分からメールを出すのは億劫になりますし、出すときは宛先欄にいちいち手入力しなければなりません。 重大タスク 重大タスクの漏れがないかを検討します。問題が起こったときに、重大な影響が生じる可能性のあるタスク、つまり生命の安全、健康への影響、財産、金銭の損失、信用の消失、データ消失などにつながる可能性のあるタスク、こう言う重大タスクは目標として設定し確認する必要があります。スマートフォンで言うと、ネットショッピング、本人が買ったつもりがないのに買ったことになった り、買ったはずなのに、実際には買われていない。 また、人が行う操作は必ずしも、本人がしっかり意識した操作ばかりではありません。本人が気づかないうちに、あるいは勘違いしてやっている操作もあります。毎年、大勢のドライバーがアクセルとブレーキを間違えて事故を起こしています。事故は日本国内で2008年に6600件、9600人の死傷者があったと言われています。 あなたが担当する製品の場合、どんな重大タスクがありますか? 懸念タスク 懸念タスクの漏れを検討します。懸念タスクとは、その製品のユーザインタフェースを設計した開発者、ユーザインタフェースデザイナーが不安に感じているタスクのことです。ユーザインタフェース設計はひとつの正解があるわけではありません。ある経験をしたAさんのようなユーザーにはわかりやすいが、その経験をせず、別の経験をしたBさんのようなユーザーにはかなりわかりにくい、結局、多くの人々にとってわかりやすく、わかりにくい人達ができる限り少なく、わかりにくさ加減も少しのわかりにくさになっている。そういうバランスだと思います。ですから設計者が、ユーザーにうまく伝わるか心配だと感じているタスク、懸念タスクはユーザビリティテストで確認しておくべきです。しかし懸念内容は文書化されていないことが多いでしょうから、評価担当者が一通り点検した段階で、「あれ?」と感じた箇所も含めて、ユーザインタフェースの設計者と相談し、懸念タスクがないか確認することをお勧めします。 セールスポイントのタスク セールスポイントのタスクが漏れていないかの検討です。 製品を買ってくれたユーザー、その中にはメーカーが宣伝するセールスポイントに惹かれて買ってくれる人も少なくないはずです。セールスポイントのタスクが難しいようではユーザーに買って良かったと感じてもらうことはできません。 最悪のシナリオ 最悪の状況で、起こり得る問題が充分検討されているかの検討です。 これについては別途、触れます。 4日目 自宅
スタートアップガイドの作業が終わったので 続きをやろう。 スタートアップガイドをもう一度見る。 どこかに「次は○○しなさい」と書いてないか、隅々まで見た。 どこにも書いてない。 次はどの冊子を見なさいとも書いてない。 何がスタートアップだ、 腹立つ。 しようが無いから全部の冊子をひとつひとつチェックすることにする。 「ドコモプレミアクラブ」を見たが関係なさそう。 「安心ブック」を見たがこれも関係なさそう。 「ご利用ガイドブックSPモード編」を見たがこれも関係ない。 「ご利用ガイドブック基本編」、多分これが取説だろうと思い見たが意外にも関係ない。契約などばかりだ。 「ご利用ガイドブック海外サービス編」は想像通り関係なかった。 これで全部だ。 使い方が載っている取説は無いのかとびっくりした。 がっかりした。 しようがない、 説明書を見るのはあきらめて、使ってみることにした。スケジュールを使おうと思い、気を取り直してはじめる。 画面を変えたら 取扱説明書と言うアイコンを見つけた。 何だこんなところに取説があるじゃないか、 それならそうとスタートアップガイドに書いとくべきだろう。 早速 取説アイコンをタッチ、 次の画面で「Samsung Apps アップデートを利用できます。 アップデートしますか」 と聞かれたのでOKした。 取説は更新されるだろうから当然だと思った。 すると変な画面になった。 「インストールがブロックされました。セキュリティのためご利用の端末はアンドロイドマーケットで提供されていないアプリケーションのインストールをブロックするように設定されています。 設定ボタン キャンセルボタン」 という画面です。 書いてあることの意味がわからん。 意味もわからんが何をしろと言ってるのかもわからん。 悩んでいたら画面が消え 電源入れたときの画面に戻ってしまった。 これでは取説があっても使えない。 明日、 店に電話して聞くことにしよう 。 取説はあきらめてスケジュールを使ってみよう。 画面変えたら12月のカレンダーがあった。 10日にスケジュールを入力した。 数字の上が+ 数字の下が- となっている。 +をタッチするときは肝心の数字が指で隠れて見えない。 12月9日にも買物の予定を入力した。 タイトルだけ入った状態になった。 時間も入力しようとしたが追加入力のやり方わからない。 どういうわけか 買物の時間が8AMになっている。 試しに指先でドラッグしたら10時の位置に移動できた。 しかし時間が1時間になっているので2時間に変更したいができない、やり方がわからない。 何かの拍子にカレンダーがブラック画面に変わった。 変えた覚えはない。 12月11日8AM 羽田空港から長崎空港 となった。 11時の位置に変えたい。 さっきと同じようにドラッグしたが今度は画面全体がスクロールしてしまう。 同じ操作してるのにどう言うことだ。 「 12月13日 長崎空港から羽田空港と入力しようとしたが、長崎空港から」 までで入力確定してしまった。 嫌になった。 今日はもう止める22時50分。 2日目 自宅 夜
名前の 姓を入力 すると「画面確認してます」と言って待たされた。、確認結果は何も言わず次画面になった。 失礼な画面だなと感じた。 画面9 でパスワードを入力した。うまく進まない。パスワード忘れたときのため 母親の旧姓を最初は漢字で入力した。ひょっとして漢字入力がよくなかったのかもしれない。 今度は英文字で入力した。 おかげで先に進めた。 画面10で 「既にお持ちのメールアドレスを入力しなさい」 と言う。自分のPCのアドレスでいいのか迷った。 ドコモのアドレスは持ってない。 auのアドレスでもいいのかと迷ったあげく、PCのメールアドレスを入力し次へボタン(確定ボタン)を押した。 すると そのままの画面の下に作成ボタンが表示された。 ユーザの私は迷った。入力があれでよかったのか不安いっぱいなのに 前の作業でよかったのか全く教えてくれない。 自分勝手な礼儀知らずな画面だなと思った。 しかし 「作成ボタン」を押すしかないので押した。 画面11へ。 さらに 画面15へ 。 「常にGoogleがバックアップする」でいいか、意思確認された。 意味がわからない。 必要なのかもしれません 。そのままにして 次へボタン押す。 セットアップ完了ボタン押した。 ステップ1がやっと終わった。 夜2320 この後 ステップ2が自分に必要なのか迷った。 「ご利用ガイドブックSPモード編」を読んで 多分必要無いようだと判断した。 全く不親切 「直前までFOMAを使ってた人のためのものです」とスタートアップガイドに一言書いてくれてもいいじないか。そうすれば読まなくても済んだ。 ステップ3は不要とすぐにわかった。 やっと スタートアップガイドが終わった。 2330 3日目 今日はまつたく使わなかった | プロフィール
HN:
小畑 貢
HP:
性別:
男性
職業:
ユーザビリティ・コンサルタント
自己紹介:
株式会社ヒューマンインタフェースの代表取締役 小畑 貢です。
弊社はユーザビリティ評価及び関連サービスを提供しています。 市販の商品や開発途中の試作品(ソフトウェア含む)を対象に、一般ユーザーが使用する様子を観察、分析し、ユーザーがどの程度使うことができるか、何を改良するべきかを提案します。 弊社ホームページもご覧ください。 最新記事
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