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株式会社ヒューマンインタフェース代表取締役 小畑 貢 が使い手の世界についてのお話をお送りします。
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22 補聴器を外したら聞こえた 仕事中に、お客様から電話がかかってきました。いつもの通り左手で受話器を持ち上げ、そまま左の耳につけて会話をはじめました。しかしどういうわけか相手の声がよく聞こえません。最初のうち、相手が回線のよくない電話機からかけているのだろうと我慢していたのですが肝心な内容のところで、いまいち聞こえずことばを理解できません。もう1回言ってくださいと言い、繰り返し話を聞きましたがどうも聞きとれません。 あれ、ひょっとして自分の方が悪いのかもと、もう少し強く補聴器の入っている左耳に押しあててみましたが効果はありません。それではと、受話器を右側の耳(ここにも補聴器あり)に当ててみました。でもダメです。お客様との会話は肝心な内容だというのに、、、でも仕方ありません。『すみません。ちょっと待ってください。』と言いました。 ひょっとして、電池切れかもと思い左耳の補聴器を外しました。その左耳に受話器を当てて会話をはじめるととたんに相手の声がよく聞こえます。補聴器を外してやっと電話がスムーズにできました。 結局、電池切れにはなっていませんでした。 補聴器のマイクは耳の上にかける補聴器本体の上についていますので、電話のときは受話器を耳にくっつけないで、少し外れた位置に受話器をあてるようにする必要があったのでした。取説のどこかに書いてあったのを思い出しました。しかし、今回のように、お客様との電話で、急いで判断をしなければならないような場合には、そんなことは忘れてしまいそうです。うっかりまた同じミスをするかもしれませんが途中で気がつくだろうと思います。
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HN:
小畑 貢
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性別:
男性
職業:
ユーザビリティ・コンサルタント
自己紹介:
株式会社ヒューマンインタフェースの代表取締役 小畑 貢です。
弊社はユーザビリティ評価及び関連サービスを提供しています。 市販の商品や開発途中の試作品(ソフトウェア含む)を対象に、一般ユーザーが使用する様子を観察、分析し、ユーザーがどの程度使うことができるか、何を改良するべきかを提案します。 弊社ホームページもご覧ください。 最新記事
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